スギ本実厚板の床板と野地板の耐力実験  2008.11
栃木県林業センターでスギの本実厚板t=30の床と野地板(屋根勾配付き)の剛性評価をしました。真壁の家ではこの厚板を使って火打の代わりにしますので実験をしていただきました。その結果、厚板の床組みの 床倍率は床板の張り方が異なっても8畳間の四隅に90mm角の火打を入れたものと同じ位になっています。
屋根の野地板は3尺間隔の120mm角の屋根勾配を持つ垂木に釘止めをして、その垂木は6尺間隔の小屋梁120mm×180mmに込栓で止め付けてあります。これは一般的な垂木45角程度に合板を張ったものとほぼ同等の床倍率になっています。このディテールを考えると垂木と小屋梁の取り付け部の評価になるだろうと思いました。これは野地板を直接評価してないことになります。そのためか床よりも野地板の方が低い結果になりした。また垂木の方向で耐力が違ってくるようです。
しかし、実際もこの止め付け方になっているので野地板の剛性というよりも垂木と小屋梁の接合個所による剛性になると思います。それはその接合の数で床倍率が決まってくると思われます。
研究
□ 真壁用壁パネルの性能実験
□ 差し鴨居・窓台の性能実験
□ 在来工法住宅の実大実験
□ スギ本実厚板の床板と野地板
  の耐力実験
□ 各種ほぞ耐力実験
□ スギ板と石膏ボードによる壁
  の水平加力実験
 
□ 室内化学物質濃度測定
□ 気密性能測定
 
開発
□ 鬼に金棒
□ サークルキット


建てた家がどの程度の性能を有するのかをチェックしたり、構造金物や間伐材利用促進の方法を考えたりしています。