□ 在来工法住宅の実大実験   2006.10
研究
□ 真壁用壁パネルの性能実験
□ 差し鴨居・窓台の性能実験
□ 在来工法住宅の実大実験
□ スギ本実厚板の床板と野地板
  の耐力実験
□ 各種ほぞ耐力実験
□ スギ板と石膏ボードによる壁
  の水平加力実験
 
□ 室内化学物質濃度測定
□ 気密性能測定
 
開発
□ 鬼に金棒
□ サークルキット
工房で真壁の家を建てるに当たって、既存の家を取り壊さなければなりませんでした。それは45年ほど経つ土壁の家でした。当時のアンモニアで焼かれた青焼きの確認申請書を見せていただき、土壁と筋違が併用して示されていましたが、実際の家には筋違は見当たりませんでした。戦後の木が豊富かどうかと言うことでなく、この家の経済的理由から古材が使われているようでした。そのなかに火事で焼け残ったと思われる焦げた丸太もありました。それは囲炉裏で燻された丸太とは思えませんでした。

伝統工法で有効とされる足固めは縁框の足固めに比べしっかりとしたものではなく簡単でした。その柱脚は伝統工法の構造的特徴である石場立てでしたが、柱脚に足固めらしきものがゲンゾウで納めてあり、構造的には意味がないと思われました。しかし、その足固めは柱の間隔を保持する定規に見えました。それは柱脚がずれないようになっているのでしょうか。

その上の差し鴨居は松が使われ、ほぞできちんと納めてありました。また差し鴨居上には欄間があり、その天井裏には高さ6尺位の土壁になっていて差し鴨居と共に柱の曲げを利用するラーメンを形成していると思われます。
実大実験.pdf へのリンク


建てた家がどの程度の性能を有するのかをチェックしたり、構造金物や間伐材利用促進の方法を考えたりしています。