2階平面図
1階平面図
撮影 野寺治考
奥さんが見つけてきた玄関の蔵戸。鴨居を調整して使用した。
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□ 体育の先生がつくった家
 塩山    
       
    100u100%の木の家   三角屋根の小さな家   いのちのアトリエ   体育の先生がつくった家
    家具職人がつくった家   名草の物置   少年野球の監督の家  
         
風土社・チルチンびと1999年冬号抜粋
八王子に住むTさんは塩山の自然が気に入り敷地を購入した。ここはまさに桃が採れる桃源郷である。
Tさんはこの家を建てる前に建築家B・フラー考案のフラードームで8畳ほどの小屋を自力で建てた。このドームは単一な三角形のパネルで構成するものである。Tさんはこの仕組みを理解して建てたのだが、B・フラーも我意を得たりだろう。
 
       

家はその人、人生を表す。そんな家づくりの重さを軽やかにTさんはやってのけた。B・フラーも同じ思いだろう。
腕を磨いたTさんは工房の構法、梁と柱でつくる真壁の家に挑戦。風土の違いなのかフラードームの空間は完結していて限定的である。それは自然との対峙を示している。しかし、Tさんは自然との融合を可能にする真壁の家を選んだのだろう。それは台所の床を本物の土間にしている。
工房は柱、梁の軸組みだけを請負い、内部の床や壁、造作などは、建主自ら施工した。建具などの骨董は奥さんが集めていたものを使い、その寸法に鴨居などは合わせた。囲炉裏のある広間の吹き抜けから見える2階の障子は、工房が古い住宅を解体した時に出たものを使った。
セルフビルドの家

今までに完成した家を写真や図面で紹介しています。
全ての家が柱、梁の見える真壁の木の家です。間取りは3尺グリッドに従っています。