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柱・梁を「鬼に金棒」でつなぐ。
 延床面積・45坪
 1階・15坪
 2階・15坪
3階・15坪
地中梁に鉄板を巻いた柱脚を固定する。
叔母の家である。この家を建てる前は2階建ての土壁の家に住んでおり、柱と土壁から入る隙間風に悩んでいた。
この家は2世帯住宅の家であり、町中の南北に細長い狭小地のため当然3階建てになってしまった。叔母はそれを木造で造ってほしいことと、1階は2間続きの和室をつくってほしいことを言った。それは在来工法では短辺、東西方向に何らかの壁をつくらなくてはならず、その壁は叔母が要求する2間続きができない。そこで集成材による間口4.5mワンスパンのラーメン構造にしてはどうかと考えたが、その柱幅は60センチほどになり、2階へ上がっていく階段の幅が取れない。そこで1.8mと2.7mのツースパンのラーメン構造にしてヤング率を計った地場産の杉の集成材を使った。しかし、2階梁は1階柱脚をピン構造とすれば過大な曲げモーメントを生じ、それを負担しなければならなっかった。そこで1階柱脚を固定にすることを考えた。それは地中梁に埋め込むことになる。この横暴とも言える発想で叔母の希望する2間続きの和室はできた。
今では杉の保温力のために叔母は暖かく過ごしている。
 越谷    
       
    木造3階の家        
           
          
         
□ 木造3階の家    2000.12
完成した家

今までに完成した家を写真や図面で紹介しています。
全ての家が柱、梁の見える真壁の木の家です。平面図は3尺グリッドに倣っています。